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Photoshop(フォトショップ)の画像補正:明るさを変えるには?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

今日はPhotoshopを使った画像補正の方法ををご紹介します。

自分で撮った写真や、クライアントから頂いた写真を使う際に、「暗いからもっと明るくしたい」「予想していた色味と違う」「料理がまずそうに見える」という場面があるかと思います。
そんな、撮影にちょっと失敗してしまった写真も、補正できるようになるとぐっと良くなります。
Photoshopを持っているけどツールが多くて難しく、上手く使いこなせない・・・という方でも簡単な画像補正ができるよう、簡単な方法を説明していきます。

【目次】
1.明るさを調整する
2.コントラストを調整する
3.色味を調整する
4.レイヤーの管理
5.まとめ

1.明るさを調整する


こちらは、撮影にちょっと失敗したであろう生ハムの写真。
レストランの照明の加減で、暗く写ってしまいました。
心なしか生ハムが悲しそうです・・・。
というわけで、さっそく補正をしてみましょう。
暗い写真を明るくするには色々な方法がありますが、私はフォトショップの“トーンカーブ”を使用します。
今日はトーンカーブを使った方法をご紹介します。

レイヤーパネルを表示する

補正したい画像をフォトショップで開いたら、まずは“レイヤーパネル”を表示します。
「メニューバー」「ウィンドウ」「レイヤー」でレイヤーにチェックを入れます。(最初からチェックが入っている場合はそのままでOK)。

レイヤーパネルが表示されました。

トーンカーブをかける

レイヤーパネル下部の黒と白に分かれた円をクリックして「トーンカーブ」をクリック。「トーンカーブ」レイヤーがかかります。

レイヤーパネルを見ると、「背景」レイヤー(元の画像)の上に「トーンカーブ」レイヤーが重なった状態です。こうして元の画像の上に、調整レイヤーを重ねていきます。
また、トーンカーブの色調補正パネルが表示されたことも確認してください。

カーブを調整する

ここから画像の補正を始めます。
トーンカーブを斜めに横切る線の真ん中辺りをクリックして、左上方向にぐいーっとドラッグしてみてください。

画像全体が明るくなりました。

※左上方向に上げると明るくなるのはRGBの場合なのでご注意ください。
CMYKの場合はRGBと逆で、左上向きにカーブをかけると暗くなり、右下向きにカーブをかけると明るくなります。

2.コントラストを調整する

次は、同じトーンカーブを使って明るさのコントラストを調整してみましょう。
まずは、先程調整した生ハムの写真。
明るくはなりましたが、なんだかぼやっとしています。

このような写真の場合、暗いところは暗く・明るいところは明るくして、コントラストを強くする必要があります。

トーンカーブレイヤーを追加する

コントラストを調整するため、「カーブを調整する」で明るくしたレイヤーに、もう一つ「トーンカーブ」を作成します。

やり方を忘れてしまった方は「トーンカーブをかける」をご確認ください。

カーブを調整する

カーブを動かすと色々な調整ができるのですが、一番簡単な方法を紹介します。
まずは「トーンカーブ2」に斜めに走る線の3か所をクリックして、ポイントを3つ作ります。

この3点の説明をすると、右上の点が画像の中の明るい部分、真ん中の点が中間色の部分、左下の点が暗い部分を調整するポイントとなります。

この点を上方向に動かすと画像が明るくなり、下方向に動かすと暗くなります。
「写真の明るさを調整する」で紹介した方法と同じやり方です。

コントラストを強くするにはどうしたら良いでしょうか。
明るい部分は明るく、暗い部分は暗く・・・ということで、右上の点を上方向に、左下の点を下方向に動かしてみましょう。

画面の中の明るい部分がより明るくなり、写真にメリハリが出ました。

コントラスト調整前

コントラスト調整後

皿と生ハム、生ハムの脂身と赤み、生ハムの影など、ぼんやりしていた境目がハッキリとしました。
※あまり画像を調整しすぎると、白飛びしてしまうので注意が必要です。

コントラストの調整はできましたが、今度は全体が黄色みがかっているのが気になります。
最後の工程は、この色味を調整する方法です。

3.色味を調整する

写真を明るくして、コントラストをはっきりさせて、だんだん良くなってきた生ハムの写真ですが、全体的に黄みがかっているのが気になると思います。

というわけで、今回は色味を調整する方法をご紹介します。
色々な方法があるのですが、今回も簡単なトーンカーブで色味を補正してみましょう。

トーンカーブレイヤーを追加する

コントラストを調整するため、もう1つ「トーンカーブ」を作成します。
以前作ったトーンカーブレイヤーに対して補正してもよいのですが、どのような補正をしたか分かるように、別のトーンカーブレイヤーを追加しています。

カーブで色味を調整する

今回は色を調整するので、「プリセット」とある下のプルダウンメニューの中から「ブルー」を選びます。
そして、カーブを動かしてみましょう。
以前やったように、斜めに走る線の真ん中辺りを掴んで、左上方向にドラッグしてみます。

黄味がかったかんじがなくなりました!
色味調整前

色味調整後

このように、写真の明るさや色味を変えるときは「トーンカーブ」レイヤーを重ねて調整していきます。
「明るさ」「コントラスト」「色味」の3ステップで簡単に調整することができますね!

4.レイヤーの管理

画像を編集していると、どんどんレイヤーが増えていってしまいます。
どのレイヤーにどんな絵があるのか、どのレイヤーでどんな補正をしているのか、レイヤーがどのように重なっているのかを、しっかり把握しながら進めることが重要です。

そこでレイヤーを編集すると、把握しやすくなります。

それぞれのレイヤーに名前をつける

レイヤーパネルの名前の部分をダブルクリックすると編集できるので、分かりやすい名前をつけましょう。

また、レイヤーをグループ化したり、グループに名前を付けたりするとより管理しやすくなります。

5.まとめ

3ステップで補正を行ってきた生ハム写真は、下記のように変化していきました。

今回記事で紹介した画像補正の方法が少しでもお役に立てれば、また、画像補正を理解するきっかけとなることができれば幸いです。